ma+というとレザーというイメージが強いですが、こちらごく稀にリリースされる布帛シリーズです。

愛知の生地メーカーと協同して作成されました。

アームとボディ間、アーム接合部での縫い付けはありますが、それ以外のボディ部、フード部では織り方を変えることで体に沿うように仕立てられています。

また綾織、平織りと途中で何度も織り方を変える手法はかなり手間と高い技術が必要とされます。ブランド側の高いデザイン意向と、それに応えた生地メーカーから産まれるデザインに思わず息を呑むのでは。

バック中央には縦糸のみが走っている難しい織り。

個人的にハマったポイントは様々に異なる織り方、異なる色の糸がフード部頂点で集合するところでしょうか。

勿論このフードも縫い合わせることなく、織り方を変えることだけで、立体的に作られています。

シルバーのクロスが一つだけ控え目に袖部にあるのが、本ブランドらしいデザインです。



＊生地間を写真で分かりやすくするために裏返して撮影しております。

＊あまり売る気はないのですが、ブランドがお好きな方、この洋服に詰め込まれた技巧に分かって頂ける方は質問下さい。寸法など細かい質問に答えていきたいと思います。

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