ニッセイ サーボモータ用減速機

平行軸・遊星タイプ コンパクトフランジ取付

『コンパクト化を実現したニッセイのサーボモータ用高精度減速機』

ニッセイの高精度減速機APGタイプは、遊星機構の採用したことにより、
コンパクトで剛性が高く、機器の小型化に貢献しています。

【特長】

・コンパクトな設計

遊星機構採用により、少ない段数で高減速の製作を可能にしました。

・高精度

バックラッシ精度3分と15分があります。

・防水・防塵対応

保護等級IP44、IP65相当の減速機を選択できます。
水のかかる場所や粉塵の気になる場所に使用できます。

・様々なサーボに合う

国内外の主要なサーボモーターに対応しております。

※2020年12月現在の代表例です。サーボモータの仕様は変更される場合がありますので、ご注文時にはサーボモータフランジ寸法、ニッセイ減速機サーボモータ取り付け部寸法を必ずご確認ください。

【対応サーボモータ例】

山洋電気：Rシリーズ 他
安川電機：Σ-7シリーズ 他
パナソニック：MSMDタイプ 他
ABB：BSM 他

【注意事項】

・各種サーボモータの仕様は変更される場合がありますので、ご注文の際にはサーボモータフランジ寸法、ニッセイ減速機サーボモータ取り付け部寸法を必ずご確認ください。
・入力最高回転速度は6000r/minです。ただし、通常は3000r/min以下でご使用ください。

【ニッセイ サーボモータ用高精度減速機の導入事例】

精度の高いラップラウンドケーサーの設計を実現
ラップラウンドケーサーは、集積した製品をダンボール上に供給し、運搬、梱包など様々な工程を行います。
装置1台につき複数台のサーボモータを使用し、さらに各工程で連動して同期を取る必要があるため、高い精度の運転が要求されます。
サーボモータの主な使用減速比帯は1/10～1/20ですが、低速・高トルクが必要な箇所があり、
ニッセイのサーボモータ用減速機APGの高減速比モデル(1/60～1/100)が採用されました。
その結果、装置内の複数のサーボモータでの主要モーション制御が実現し、理想的な設計が完成しました。

【モータ容量・減速比・バックラッシ精度】

モータ容量：100～3000W
減速比：1/3～1/100
バックラッシ精度：3分・15分

機種・型式記号

標準機種構成表

性能表

入力回転速度3000r/min時

寸法図

入力軸・フランジ計上詳細図

APGZ22K-10Q1000K22W ニッセイ