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生誕百年 安井仲治 -写真のすべて- Nakaji YASUI 1903-1942 2004年渋谷松濤美術館にて、安井仲治(1903年-1942年)の生誕百年を記念して、初の総合的回顧展を開催されました。その際の限定販売された図録写真集です。 サイズ:27.8×21.5cm ソフトカバー 321ページ 新たにプリントされた写真を含めて多数掲載されるとともに、読み物ページも十分ありますので、安井仲治 作品や写真の歴史に興味のある方にお勧めです。 転売目的の管理ではなく鑑賞用として自宅の書斎で大切にしていましたので、極端な汚れや傷はなく状態は良いですが、古書ゆえ、あくまでも中古とお考えください。書斎整理のため出品します、よろしくお願いします。 <回顧展より引用> 出品作は、ヴィンテージプリント約150点、1950年代のモダンプリント3点、および本展のためにオリジナルネガから作成したニュープリント約70点で構成した。ニュープリント製作はラボテイクが担当した。安井自身が作成したヴィンテージプリント出品作では、新発見の重要作品11点を展覧することができた。最も力を注いだのは、これまでほとんど先行研究のない、年代特定・推定の調査である。本展でようやく安井の発表作品の年代的展開が概観できたことで、作家像が改めて浮かび上がってきたものと思われる。出品したモダンプリント3点は、1950年頃、棚橋紫水が展覧会開催のために作成したものと推定される。これも、今回初めて確認された事項である。また、ニュープリント作成は、現存しない作品で、発表作品として安井生前に出版物に図版が掲載されたもの、およびオリジナルネガの状態が比較的よく使用にたえるものに限って作成した。これまで何度か安井の死後ニュープリントが作成されてきたが、オリジナル作品のトリミングに厳密に従って行ったのは、今回がはじめてのことである。これにより、失われた安井の代表作の多くを蘇らせ、彼の写歴をふり返る上での重要な欠落点を補うことができた。以上のように、本展はこれまでその全貌がヴェールに覆われたままでいた巨匠・安井仲治の写真家としての全貌を、できるだけ忠実に紹介することに努め、その任は果たせたといえる。写真関係者をはじめ、展覧の評価は高く、新聞評・雑誌特集などの反響も少なくなかった。
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生誕百年 安井仲治 -写真のすべて- Nakaji YASUI 1903-1942
2004年渋谷松濤美術館にて、安井仲治(1903年-1942年)の生誕百年を記念して、初の総合的回顧展を開催されました。その際の限定販売された図録写真集です。
サイズ:27.8×21.5cm ソフトカバー 321ページ 新たにプリントされた写真を含めて多数掲載されるとともに、読み物ページも十分ありますので、安井仲治 作品や写真の歴史に興味のある方にお勧めです。
転売目的の管理ではなく鑑賞用として自宅の書斎で大切にしていましたので、極端な汚れや傷はなく状態は良いですが、古書ゆえ、あくまでも中古とお考えください。書斎整理のため出品します、よろしくお願いします。
<回顧展より引用>
出品作は、ヴィンテージプリント約150点、1950年代のモダンプリント3点、および本展のためにオリジナルネガから作成したニュープリント約70点で構成した。ニュープリント製作はラボテイクが担当した。安井自身が作成したヴィンテージプリント出品作では、新発見の重要作品11点を展覧することができた。最も力を注いだのは、これまでほとんど先行研究のない、年代特定・推定の調査である。本展でようやく安井の発表作品の年代的展開が概観できたことで、作家像が改めて浮かび上がってきたものと思われる。出品したモダンプリント3点は、1950年頃、棚橋紫水が展覧会開催のために作成したものと推定される。これも、今回初めて確認された事項である。また、ニュープリント作成は、現存しない作品で、発表作品として安井生前に出版物に図版が掲載されたもの、およびオリジナルネガの状態が比較的よく使用にたえるものに限って作成した。これまで何度か安井の死後ニュープリントが作成されてきたが、オリジナル作品のトリミングに厳密に従って行ったのは、今回がはじめてのことである。これにより、失われた安井の代表作の多くを蘇らせ、彼の写歴をふり返る上での重要な欠落点を補うことができた。以上のように、本展はこれまでその全貌がヴェールに覆われたままでいた巨匠・安井仲治の写真家としての全貌を、できるだけ忠実に紹介することに努め、その任は果たせたといえる。写真関係者をはじめ、展覧の評価は高く、新聞評・雑誌特集などの反響も少なくなかった。
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