『華』をまとう
赤い縦縞の間に花の更紗模様がはいった、人気の高い柄ゆきです。
いろいろなモチーフの花を縞と交互に並べ、華やかな雰囲気に仕上げています。
赤の中でも落ち着いたエンジのような色なので、派手すぎず着物に馴染みやすい色合いです。
リバーシブルでも使える変わり柄
裏面は黒地に大きさの違う矢絣をグレーと白で並べた幾何学模様。
よく見ると小さな矢絣で、大きなヤがりが描かれているよう。
所々に青緑が挿し色に入っています。

白地でないからこその味わい
《召しませ花》の半巾帯シリーズは染で柄を出しているのですが、
なんと元の帯地は白ではなく、グレー。
これは生地を織るときに使用する糸を白と黒を混ぜてあるためです。
このシリーズの帯は鮮やかな色合いではなく、少し落ち着いた色合いの帯が多いのはこれが理由。
着物との相性もよく、合わせやすい帯に仕上がりました。
地色をさらに味わい深くする織り方
平らな平織りではなく、紬のようなフシのある生地に織ることで、
より一層味わい深い帯に仕上がっています。
木綿や紬のような普段着物との相性の良さはこのあたりの細かなこだわりによるものです。

締めやすい絹素材
正絹、ポリエステル、ウールなどどんな素材の着物にも合わせていただけます。
木綿などの素朴な素材との相性はバツグン！！
シンプルな着物に華やかな染め帯はよく映えます。
絹75％の素材は締め心地がよく、長時間着ていても崩れません。
普段着～街着までおしゃれに装ってください。