その昔、
サンプリングソースとして、
素晴らしいヴィンテージ・ミリタリーのアーカイヴを所有していたと聞くヨウジヤマモト。

耀司 先生のリアルクローズとしての黒ラベル、赤ラベルに限らず←ビールかよ
あのWORK SHOPなども、どのくらいその恩恵に授かってイタので賞か。

民事再生前の、
Y"s（for men ）時代もまた、
目を凝らすとすばらしい無骨なオトコの労働着からサンプリングされた激シブな良品揃い。

こちらもそんな1枚。
そのアルチザンな雰囲気から、
KAVALやandrew driftwoodなど好きな方にもオススメです。


サイズ：2
肩46cm 袖丈65cm 身幅60cm ウェスト55cm 着丈105cm
※ベルトのバックルが重く、シルエットが崩れるので外していたら紛失しました。
ご希望でしたらベルトもお付けイタしマス。


春夏むけの軽い薄手の生地感。

麻 素材の魅力のひとつ、
シワが織りなす陰影の美しさや、
ラミー独特の鋭いシャリと光沢が存分に現れています。

一部、使用や経年による変色が確認できますが、
この服の価値を損なわず、逆に服が過ごした時間を際立たせる様な、味わい深い「意匠」になっています。

ディティールも申し分なく、

ボタンわ、アンティーク・コロゾ風のプラスティックボタン。
ポケットも面白く、
左ポケットの裏側にわタバコ用ポケット？がついた愛煙家の山本先生 流の遊びごころも垣間見えマス↑


内側のウェストにわ、
ドローコードが配されていて、
素材の特性を生かしたシルエットの変化を楽しめる様になっておりマス。

背のアクションプリーツ、
裾の足さばきを意識したインバーテッドプリーツなど、背面も迫力と確かな技術を感じられる1枚。

縫製も服めて素晴らしい逸品デス↑


十分にミリタリーでありながら、
そのゴージャスな素材感、軽さ、ディティールわ現代でしか有り得ない、これまた実直で無骨な服へとアップデート。


近年、その派手さばかりが目につきマスが、

ワークウェアやミリタリーと云った
リアルクローズを崩して、その古典的ディティールを編曲する様わ、松岡正剛 曰く、「現代アート」なワケで、

イッセイミヤケより連なる、
日本の自由な文脈で、
束縛を破壊する表現の根底にわ、
こう云った真面目な服があるんデスね。

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