透明感すら感じさせる艶を持つ

希少性の高いコードバンの中でも、 一部の個体のみが持つ非常に上質なコードバンで作られた馬蹄小銭入れ。 内張はせずコードバンらしさを存分に味わえるよう、一枚仕立てで作られています。
小銭を入れやすく手に馴染むふっくらとした形は実用的かつ美しく、仕立てる職人の技術が問わ れます。革のフチに塗られるコバや縫製も全て職人の手作業で作られています。
何人もの職人の手から生み出された丁寧に作られた美しいレザーアイテム(革小物どちらでも) はその希少性と価値を知る大人に相応しく、お手入れと変化を楽しみながら何十年と人生に寄り 添うアイテムです。

Ramudaが扱うコードバンについて

あらゆるレザーがある中でも、最も美しい艶と凛とした風合いを持つコードバン。 馬の臀部、すなわちお尻の部分の革でキメが細かく美しい光沢を持ち 一頭の馬からたった1%しか採ることができません。 その中でも「透明感すら感じさせる艶」を持つ大きく良質なものがあり、それは一定の条件を満た した一部の個体のみが持つ希少性が非常に高いレザーです。
コードバン層は革の中に埋まっていて、ヤスリの荒さを変えながら少しづつ層を探し出します。こ れは全て職人の眼と経験で行われており、熟練の技がなければコードバン層を探し出すことができません。自動化された機械ではできないため、80年前の機械を使いひとつひとつ丁寧に削りだ されます。 その後、ゴドーバンの艶の良し悪しを決めるグレージング作業を七宝の一つであり古くから装飾 品などに使用されてきた瑪瑙(メノウ)がついたマシンで磨きをかけます。

こだわりの水染め「アニリン染め」

一枚、一枚職人が染めるこだわりの「アニリン染め」その工程は現在非公開ですが、その技術が この美しい艶に透明感を生み出します。しかしその技術は困難で、全ての工程に対して手間隙を 惜しまない職人たちの技術があってこその品質です。

手前/ブラック・チョコ・ブラウン 奥/ネイビー・グリーン